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7.予防接種の対象となる病気とワクチン・副反応

★風しんとは
 風しんウイルスは飛沫感染によっておこる病気です。
潜伏期間は2〜3週間です。 軽いカゼ症状ではじまり、発しん、発熱、後頚部リンパ節腫脹などが主症状です。
そのほか眼球血膜の充血もみられます。
発しんも熱も約3日間でなおりますので「三日はしか」とも呼ばれています。
合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病は患者3,000人に1人、脳炎は患者6,000人に1人くらいです。
年長児や大人になってからかかると一般に重症になりやすく、3日ではなおらないことが多いのです。

 一番恐ろしいのは妊婦が妊娠早期にかかりますと、先天性風しん症候群と呼ばれる異常児(心奇形、白内障、聴力障害など)が生まれる可能性が高くなることです。
したがって妊娠前に予防接種を受けておくことが大切です。

★風しん(三日ばしか)ワクチン[弱毒性ワクチン]は
 2〜3歳になると、かかる人が急に増えます。
3歳までに受けるようにしましょう。 男の子も女の子も受けることになります。 保育園や幼稚園に行く人は、麻しん(はしか)に続いて入園の前にすませましょう。
お母さんが次の子どもを妊娠中であっても、お子さんは受けられます。

 風しんワクチンも弱毒性ワクチンですから、麻しん(はしか)と同じようにウイルスが体内で増えます。
軽い発熱、発しん、リンパ節腫脹などがみられますが、接種を受けた者100人中4人以下です。
成人女子は一過性の関節痛が接種を受けた者100人中6人程度にみられます。
ワクチン接種後1〜2週間に接種者の咽頭からワクチンウイルスの排泄が認められることがありますが、まわりの人にはうつらないといわれています。

 

●潜伏期間
ウイルスが体に感染した後は、体内で少しずつ増殖し、ある日突然症状を出します。感染してから症状が出るまでの期間をいいます。

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MR(麻しん・風しん)二種混合ワクチン(生ワクチン)

 

 麻しんウイルス及び風しんウイルスを弱毒化してつくったワクチンです。
 麻しんと風しんの対策を強化するために、2回接種制度が平成18年4月より導入されることになりました。
 1歳から2歳の間に麻しん又は風しんにかかる可能性が高いので、1歳になったらなるべく早く1回目の予防接種を受けるように努めてください。
 2回目の接種は、小学校就学前の1年間、いわゆる幼稚園等の年長児が対象者となります。
また、1回目にMR二種混合ワクチンを受けたお子さんが、2回目の接種を行うことになります。(1回目の接種として、従来から使用されている麻しんワクチン及び風しんワクチンともに接種を行ったお子さん、あるいは一方のワクチンを接種したお子さんでも、平成18年6月2日より2回目にMR二種混合ワクチンを接種することができるようになりました。)
 なお、ガンマグロブリンの注射を受けたことがあるお子さんについての接種時期については、かかりつけ医と相談して下さい。

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